輪廻の言葉

またなんて言わない
いつかとか言わないでよ
そんな不確かな言葉はいらない
欲しいのは貴方の…なんだ

正した事を人は間違いといい
間違った事を世界は正しいと言う
その意味不明な原理が知りたい
だから瞑った目が赤くなっていった

想像を超え意味はまた消えて
世論に左右される人間は何処へ往った
隠しつつも見えてしまった
いつか僕にも輪廻が来るのかな

逆さまに堕ちる天使
太陽より上に行く隕石
目が眩んだ濁った視界は
いつか僕を救い出せるかな
(間奏)
想像の域を超え意味を持たず消え行ったんだ
あの頃に見えた風景
脳が見せた不安な幻影
いつかきっとその言葉の意味を知る

幻想の時を超え意味が分からず
使い続ける声の持ち主は何処へ隠れた
往き先が見えぬまま
またあの輪廻の夢を見るのかな

少しずつ分かってきたんだ
あの夢で覚えた景色
輪廻の輪の中で出口が見えてきたんだ
(間奏)
少しずつ分かってきたんだ
あの夢で覚えた風景
輪廻の輪の中で少しずつ分かってきたんだ
あの夢で覚えた景色…

いま出口に立ってるんだ
ようやく不手際を振り払えるんだよな
あの中に居た僕を睨みつける
いま僕は確実な視界の中で
漸く貴方の声が聞こえた〜