2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

君のため

嗚呼揺れて居たあの小さな百合の花はもう咲いていた僕の知らない花の名前忘れないようにと手紙書いた夜のことどうしようもないよ最初で最後の恋をいつしか大切と思えるように書くんだ夢が君を連れて行くんだ空回りしない様僕の眠りよ冷めないように時間を止…

5分リバースキップ

朝目が覚めたが気づけば寝ていた夜目を閉じれば気づけば寝ていた(間奏)部屋に散らかる洋服の数は人よりも多いそんな気がした日曜日片隅に集まる幽霊達は人に化けて出ず片隅で泣いてるんだ5分だけ待ってすぐに行くから少し待って宝探し洋服を投げ捨てては見…

寂しがりな彼女

寂しいな恋しいなっが口癖で何度夜空見上げても月が火照る部屋のドア開けっ放しだなでも閉める気はないんだよだって独りな気しかしないよねぇ側でそっと呟いてよ抱きしめて欲しい慰めて欲しいもっと私だけを見ていてよあぁ外がすごく寂しそう風が吹いている…

mammy

聞こえていたはずのこの声を私は今まで耳を塞いでいた聞こえていないフリして逃げてた私はこの先も臆病なまま呼び止めようとしてぶつかり合う感触まだ忘れられなくて閉じ篭るよきっと私が私でいられる前にねぇいつか私が君の前で「抱きしめて」って言えたら…

スターダスト

僕が見た星屑の煌めき燈照らした夜の星長く長く続く天の川を雲が隠す僕が見ていた星々の光垂れ逸れそうな真上の星が最後まで光り輝き夜の向こうを照らしたふと思い出したんだ流星の夜をあの星座はなんて名前だったけな不意に見上げ月が笑う星の夜僕は見えな…