ここにある数ある光

触れたい触れたいあなたの手を
当たれ当たれあの光の先

どうせ前から読んでた小説は
二度と見ることなく棚に放置したまま
在り来たりでもいいから少し聞いてよね
矛盾と真実の話を壊す

探す光と照らす光が重なり合って咲かせる
花びらの様に僕が見つける1億の確率で
どうか僕の声を届けるように照らし続けて

家族を連れあの場所に行こうか
まだここから何十年生きれるなら
なんて思わず今ここでやろうか
そう遠くない未来は変えれないのだから

切ない光と嬉しい光が重なり合って笑顔見せるよ
届かない光を照らし続けても意味は無い
叫んで伸ばしたこの手が消えていくんだ

未来の光が暗い部屋を照らし続けるよ
見たことのない景色を見守り続ける光
何万年先へもっとあなたを思い続けたい
そんな願いを星に言う…
 
どうか僕の声を届けるように照らし続けて
叫んで伸ばしたこの手はいずれは靡くだろ
どうか僕が生きた照明を照らし続けて
電球切れて暗がるこの部屋は僕の部屋
どうか僕を愛した人の声を聞かせて

どうか…この光の様に僕を包んで
あなたの手は少し冷たかったな覚えてるよ…