紅く染まる紅葉

紅く染まる紅葉ずっと貴方を待てました
季節が何度も変わって
貴方思う私儚く遠くなって待ってた
生まれ変わりの楓の木

あの日約束して紅く染まる私の頬
貴方の後ろ姿たくましく見えてた
その約束は何処越え…
なんて私はバカなのもうわかってたはず
なのに貴方想う度思い出すあの笑みが
忘れられないよ…

儚い紅葉紅く染まる紅葉
貴方待つ気長いなんて
どっかで思ってしまったんですよね
貴方の口約束に涙する毎日
どうすればいいのでしょう…
(間奏)
「戻った時に一番最初に呼ぶのは絶対お前の名だ…」
あの肉声聞いてあの薄ら笑み見たら
返す言葉も無いよ
なのに寂しさが無くていつも
名がる楓の木の下で待つよ…
貴方も私もこの木ももう亡くしたのに

戸惑い紅葉紅く想う紅葉
貴方行く姿忘れられない
とっくに分かっていたのに
目を逸らした私は臆病者なのです
どうにかしたいのですよ…
(間奏)
貴方を待ってるよ…
私はここに居るよ…
この木が紅く染まる

突然聞いた悪い話
貴方はあの地で往ってしまったらしい
私は何も言葉を発せなかったよ
いつからかこの木は永遠に紅く染まるようになってた
堪えきれずに溢れ出た涙流すと紅葉落ちる
何処こで耳に入った貴方の声だ
僕は今生まれ変わりした
楓の木として君を想い紅く染まります

儚い紅葉紅く染まる紅葉
貴方居たこの世界で
どっかで会えたんですよね
貴方の口約束はもう果たされました
嬉しくて私も往こうと思いました

最後までありがと
最後まで想ってくれて
私は紅葉
貴方は楓
これでよかったです…